Wands 5

ワンドの5


発火

やる気から何かを生み出すのではなく、やる気そのものに価値があり、みるべきものがあるとする。激しい情熱。４のカードで儀式化されて共感者が出現したことで、それはマンネリを生み出した。一塊の興奮は次の次元を表す紫の炎が見えるまでに達している。   
Byまついなつき

バトルしないと火がつかない。めんどくさいなあ。相手するのも体力が要るのですよまったく。ああいえばこう、こういえばああ。最初に見たとき、旧ソビエトの国旗を思い出しました。とすると下の黄色い紐は鎌を表しワンドは槌なので労働者だ。ビジョンを搾取された強制労働。自分の意志や感情がよくわからなくてイラついているときによく出ます。反抗期カードね。   
Byラクシュミー

Swords 5

ソードの5


冷静な主張

４のソードの墓から男は出てきた。鋭い知性をチャージされ、全身青色。純粋で混じりけのない知性の男は、無邪気に今現在の自分の立ち位置である地面をサーチしている。その結果、地面にのんびりと生え揃っていた草は、なぎ倒されていき、景色に平穏さはない。正論を押し出すことで、ありきたりの安全さを持ってたものをぎょっとさせることもあるが、知性の広がりは、純粋に知のおもしろさから、自分の言動をゆるませたりすることはない。
Byまついなつき

整理整頓するときによく出ます。要るか要らないかだけが問題で、後のことは知りません。同情しない。情をかけてくれといわれると、よけいにいじわるになるよ。しかしこの冷静さがないと、人類は進歩しません。残酷と呼ばれるのもときには気持ちいい。どんなに感情過多のひとでも必要なときはちゃんと出てくるカードです。   
Byラクシュミー

Wands king

ワンドのキング


根源的創造性

おもしろさややる気に関して、最大限の能力の高さと影響力の強さ。人型にとどまらず古木の姿になり、土地の力を必要量吸い上げ場に還元する。直接働きかけるだけでなく、小動物や天上の気をフルに活用するバリエーションの多様さと安定感の両立。上部の丸い空洞は、社会的な肩書きとして安定することの拒絶を示す。純粋な情熱の最上級は、環境にまぎれて静かに息づく。       
Byまついなつき

大きなうろ。三億円事件の犯人の指名手配写真に似ている。昔は沢田研二がドラマでやってた。もしくは八ツ墓村の祟りじゃーは津山30人殺し。旧習の中で認められず男性的規範を失った人たち。見えない囲いとそれを突破しようとするときに噴出する根源的生命エナジー。血の臭いがすればサメがやってくるように。
Byラクシュミー

Cups A

カップのエース


水の元素

安全さゆえに、くすみはじめた緑の大地に、自然の恵みである雨水が溜まることで、スポンジのように水を含んだ地面は隆起しゆがみ、日常に変化を促していく。夢を見続ける箇所に配置された太陽の光によって、蒸発と雨雲の循環が出来上がり、降り注ぐ水は静かだが途絶えることはない。新しい感情の始まり。ふいに注がれる愛情。空中に留まっている間の水滴は、雲と同じ灰色のどちらつかずの色彩だが、大地のカップに受け止められることによって、深いブルーに色彩を変えることに注目したい。   
Byまついなつき

泣いたり笑ったり怒ったり喜んだり。ヴィヴィッドな感情が生まれてくる。いいなーいいなーカッコいいなー。片思いの状態が一番ピュアなんだけどね。仕事でもなんでも。実際のリーディングの場では、イノセントな感情って実は使いどころがないのだけど。腐らないようにうまく熟成することが必要ですね。   
Byラクシュミー

Cups 5

カップの5


気の放出

カップの４で多くの人との感情を共有すると、カップの５では考えや知恵に具体性が満ちて活力が出てくる。周囲に使われる感情は、筋肉のある柔軟な思想が混じり、説得力とおもしろみが加わっている。しかし感情は、放出する一方で、自らが満たされることはない。感情的な強がり。感情に理屈を入れると説教になり、交流ができなくなる。   
Byまついなつき

あふれています。お水を止めるのを忘れたらそれは水漏れ事故。どこもかしこもびしょびしょなのだけど、それに慣れてしまった状態かも。惰性で動くことを覚えてしまったら、相手のリアクションも薄くなるよね。こんなはずじゃなかったのにという感情は、常に過度な期待からやってくると思います。   
Byラクシュミー

18 Moon

18　Moon-月


後頭部の関門、警告、無意識、下位の侵入、眠り、トランス

ゲート・通門が開く・異界とのコンタクト・眠りの世界・夜・気配・お知らせ・乗っ取り・身体の満ち引き・操られる・星、月、太陽の鳥居・自らを明け渡す・追放されたものが表面化してくる・無意識の世界・作り出し魔物・危険・接触
Byフク（梵定寺）

ザリガニだったころの記憶をたどる。当時は星も大きく見えていた。でも思い出せないことがたくさんある。結界を破ることを怖がるのはシリウス不足。実際の鑑定の場では、下意識に操られた行動のたびに出てくる。理性のコントロールのないところで、右往左往している感じ。しかしここを乗り越えないと本来の意味での自立はない。   
Byラクシュミー

13 Death

13　Death-死神

不毛、停滞、解体、停止

切り札カード・ソリッド・強力な作用・根源・芽を摘む・形骸化・自分の意思で、変化を起こす・刈り取ることで、ま逆に一変する・蜘蛛の糸が落ちてくる・剪定・個性・前例を覆す・後始末・本質的なことが変わる・聖なる神が現れる・始まり・死
Byフク（梵定寺）

オバケは足がないのだけれど、死神はあるのだ。でも彼だって仕事が忙しいのだ。変容するのはラクじゃないのだ。アタマの上にあるネオンはなんだろう？保守的な環境に迎合せず、それを飛び越えてしまう人。カリスマを表しているのかも。自分のペースで生きることを決断するときによく出てきます。   
Byラクシュミー