Cups King

カップのキング


水の支配者

カップのQueenで、環境から具体的な水流の要素はなくなった。つまり感情的なことを扱っていることを全面に押し出すことは、Queenの段階で必要がなくなり、kingに進んでさらにそのことが顕著になる。白いただの空間にさまざまな水棲生物が漂っている。どのような感情も言葉などの表現を持ち、うまく扱うことができる。肉体が骨組みだけになっているのは、水棲動物たちがkingそのものをついばんで太って大きくなっていったからだ。オレンジ色の玉座に緑の敷物は、理由を問わない愛情と理屈の通った寛容という鉄壁の組み合わせだが、どこかうさんくささも残ることも心に留めておきたい。心理的なすねかじりを許し許されること。魚たち側からみれば、極度の依存。心の問題のカリスマが現世において逃れらない宿命。      
Byまついなつき

オカンがお弁当にたこさんウインナーを入れてくれてたのはいつまでだろう。自分が作ってみるといつまで経ってもうまくならない。あなたのために幸福の王子になれるなら、わたしの身をどこまでも食べてもいいよ。そのためにガイコツになっちゃってもいいの。それが愛だから。そうやって抽象的な愛と感情を体現するのです。
Byラクシュミー